令和7年11月4日(火曜日)~11月7日(金曜日)にかけて、市長によるトップセールス(関係強化、人材確保、観光誘客促進など)を行うため、台湾を訪問しました。令和7年度 台湾ミッションの概要(企業誘致関連事業)は以下のとおりです。
令和7年11月6日(木曜日)
半導体エンジニアを世界に向けて多数輩出する国立陽明交通大学 (NYCU)を訪問しました。
2025年1月に同大学を訪問した際は、林 奇宏学長から「日本に興味のある学生が多い。今後も桑名市とさらなる交流を深めたい」とのお言葉をいただきました。
そのような中で、2025年7月に国立陽明交通大学と三重大学とで「学術研究の協定」を締結しています。
このつながりをさらに発展させ、今後も優秀な人材が桑名市をはじめ世界で活躍できるよう、11月6日に、陽明交通大学•三重大学•桑名市の3者による「協力宣言書」の署名を行いました。
この宣言書は、半導体人材の育成や学生交流などを目的としたもので、陽明交通大学が半導体分野において日本の自治体と「協力宣言書」を交わすのは「全国初」となります。



また、午後からは人材育成を一層有意義なものとするため、グローバルに活躍する陽明交通大学の教授等を交えた実践的な意見交換を行いました。



今後、グローバルに活躍する未来の半導体人材を桑名から輩出してまいります。
令和7年11月6日(木曜日)
世界第3位の半導体受託専業製造企業のUMCを訪問しました。
UMCは、市内で半導体製造を行う USJC(ユナイテッド・セミコンダクター・ジャパン株式会社) の親会社です。
UMCグループにおけるUSJCの重要な位置づけを再確認するとともに、台湾と日本の大学を交えた人材交流の促進(※半導体エコシステム)について前向きな意見交換を行いました。
また、UMCの 莊 裕智(Victor Chuang)副社長からは、桑名市が進める「外国人が働きやすく、住みやすいまちづくり」への高い評価をいただきました。これを受け、桑名市としても、台湾の大学を卒業したエンジニアに対し、最大限の支援を行うことを約束しました。
※「半導体エコシステム」とは、大学が中心となって、研究、教育、半導体関連企業との連携を一体的に進め、半導体産業の発展を担う人材育成と技術革新を推進する仕組みです。


桑名市では今後もこうしたトップセールスを通じて、半導体関連企業の誘致や人材育成の取り組みをさらに推進してまいります。
